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 2010.10.1発行. No48(毎週金曜日発行)

株式会社 セイガンスピーク メールマガジン

Sagan Speak Co., Ltd  English  Educational  Newsletter

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     このメールは、これまでの弊社とお名刺を交換又はメールアドレスを教えて頂いた学校関係者様にお送りしています。

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■ 今 週 の I N D E X

1.気になる最近のニュース

2.ライティングの訓練が日本人の英語力をアップ(その5)

3.日本の中の不思議な英語表現(その31) 

4.スティーブン・オーストウィック自叙伝(第31話)

5.英作文コーナー(その22)

6.編集後記(メルマガ編集者らによる雑感コーナー)

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1.気になる最近のニュース

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■求む敏腕校長 埼玉の正智深谷高、外部から募集

http://www.asahi.com/edu/news/TKY201009240270.html

 

■3Dで撮る運動会DVカメラ新製品

http://www.yomiuri.co.jp/net/report/20100823-OYT8T00418.htm?from=nwla

 

■日本史必修化へ着々、独自2教科の教材決める 神奈川県

http://www.asahi.com/edu/news/TKY201009290191.html

 

総連幹部・職員の子供はもとから学費免除無償化なら水増し受給

http://sankei.jp.msn.com/life/education/100926/edc1009262236000-n1.htm

 

情報端末が「教科書」に? 文科省が研究へ

http://sankei.jp.msn.com/life/education/100928/edc1009280228001-n1.htm

 

実践で役立たぬ英語教育まず変えて

http://sankei.jp.msn.com/life/education/100927/edc1009271437002-n1.htm

 

小学校も選ぶ時代

http://sankei.jp.msn.com/life/education/100929/edc1009290742001-n1.htm

 

ともあれ英語が世界市場進出の道具

http://sankei.jp.msn.com/life/education/100929/edc1009291405003-n1.htm

 

子どもの暴力 学校指導に限界 件数過去最多…警察や児童相談所にSOS

http://mainichi.jp/life/edu/archive/news/2010/09/20100925ddm013100103000c.html

 

4人に1人学費払えず中退 加藤沖大学長ら報告

http://mainichi.jp/life/edu/archive/news/2010/09/20100926rky00m040003000c.html

 

大卒者らの就職支援に重点、サポーター増員和歌山

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100927-OYT8T00734.htm

 

「新卒」の就活応援福井

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100928-OYT8T00713.htm

 

横浜市立初の中高一貫校が人気

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100929-OYT8T00273.htm

 

世界200位以内の日本の大学、5校に減少

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100929-OYT8T00240.htm

 

合格2人だけ生き残りに躍起の白鴎大法科院

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100929-OYT8T00770.htm

 

国立大積立金、347億円が計画外使用検査院調査

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100930-OYT8T00432.htm

 

いじめ仕返しへ、日本刀など準備で中学生ら8人逮捕

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100930-OYT8T00727.htm

 

小5担任、授業で活字切り張り「脅迫文」作り山梨

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100930-OYT8T00733.htm

 

「東京にしがわ大学」多摩市で9日開校式

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100930-OYT8T00786.htm

 

福島の高校、カリキュラム編成ミスで3年生履修科目不足

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100930-OYT8T00797.htm

 

大阪府の学力テスト「私学も参加を」橋下知事

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100930-OYT8T00729.htm

 

北海道新冠町の廃校、自立支援の家に

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20101001-OYT8T00400.htm

 

シックスクールの岩手・胆沢第一小、校舎使用再開へ

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20101001-OYT8T00436.htm

 

高卒認定ふくらむ夢仙台の予備校で祝賀会

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20101001-OYT8T00481.htm

 

特待生制度でトラブル創造学園大

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20101001-OYT8T00560.htm

 

複数種目で「得意」発見

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20100930-OYT8T00239.htm

 

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 2.ライティングの訓練が日本人の英語力をアップ(その5) 

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前回にひきつづき、今週も自由英作文に関する「弊社の取り組み」をご紹介します。

そもそも英会話とは、瞬時にアタマの中で英作文が組み立てて、

そのまま口にすることであると言われていますが、確かにそのとおりかもしれません、

そうした英会話と英作文の密接な関連性が、

弊社にして英作文の重要性を訴える原点になっています。

ただし、問題は、いかにして英作文を組み立てられるかです。

それには、日頃からの「これは英語で何と言えばいいのか?」

という自分自身に対する問いかけを持っていることが必要だと言えます。      

もしも、こうした自問に対して、

すぐに誰から答えを教えてもらえれば、理想的なのですが、

24時間のマンツーマンの英語レッスンを受けることは難しいでしょう。

しかし、この自問することが常に心がけていることが大切であり、

それがないまま、いきなり、自由英作文を書こうとしても、

一体どう書けばいいのか途方にくれるだけです。

とりあえずは自分の知っている構文や単語を使って、

何とか自分の考えを書けなくもありませんが、

日本語ではうまく言い表せたかもしれない論旨も、

十分な英語表現力が無い場合、日本語の時と180度違う論旨になってしまったり、

年齢相応の意見や内容の論旨を断念し、稚拙になってしまうことが多いようです。

その意味では、自由英作文の授業をあえてテスト形式とはせず、

間違えることを前提としたトレーニング形式とすべきでしょう。

確かに、テスト形式でないため、生徒の集中力や緊張感を失う可能性も否定できませんが、

自由英作文の場合、案外、生徒は執筆作業自体に夢中になってしまうものです。

また、添削評価者は、多様な表現方法を熟知したネイティブスピーカーとすべきです。

もしも英語科の先生方が、同じように自由英作文を書いたとしても、

やはり、ネイティブによるチェックを要望することが多いでしょう。

添削の質、精度、スピードの点からも、

ノンネイティブよりはネイティブの方が秀でていることに異存は無いはずです。

さらに、生徒自身の英語表現力の限界に左右されることなく、

日本語で書く時と同様の内容を再現するように指導すべきです。

そのためには、

「自分としては、本当はこういうことがいいたいのだ」

という意図を日本語で、不完全な英作文を合わせて、添削者へ提出することになります。

ネイティブ添削担当者は、生徒一人一人が持つであろう

「これは英語で何と言えばいいのか?」

という疑問に対処していくことになり、その解決表現を指導することが出来ます。

学生が、英語表現力や語彙の足りなさによって、

たまたま思い浮かん構文をどう利用しようか、どう当てはめようかと悩むあまり、

自分の意図しない方向へと論旨がずれていくことは、

「英語でどう言えばいいのか」という疑問の放棄でしかありません。

こうした作業の放棄によって、せっかく書いた英作文にもかかわらず、

添削されて返却されても、そもそも出来栄えに自信が無いわけですから、

生徒はさして興味も無く、生徒は「そりゃ、添削されて当然さ」とばかり、

指摘されたエラーを認めるだけで、そのエラーを顧みようとしない傾向があります。

生徒が、英作文をする度、同じ表現を使い廻したり、

何度も同じエラーを繰り返す理由はこの辺りにあるのではないでしょうか?

もしも、贅沢にもマンツーマンでバイリンガルの英作文のレッスン受けていたら、

その都度、どう書いたらいいのか質問し、

その回答が新たしい自分なりの表現方法をモノにしていけるハズです。

つまり、双方向のコミュニケーションが重要なのです。

しかし、一般的な学校では、英作文提出→返却という、いわば一方向がほとんどです。

 

そこで弊社は、「チューターリングシステム」を考案しました。

つまり、学校という環境でありながらも、双方向化する手法です。

具体的にはポイントは2点です。

@ 添削は2回方式、生徒は1回目に受けたエラーの指摘に基づいて、

2回目の書き直しを再度提出することになります。

A 生徒は英作文とは他に「質問シート」を添削者へ提出させることで、

あたかもマンツーマンレッスンを受けているかのような

効果を生徒にもたらすというものです。

(この場合の添削者は、ネイティブスタッフと日本人スタッフの混合チーム)

 

先に申し上げました、

「これは日本語でどう言えばいいのか?」という質問を

添削担当者へぶつけ、生徒は回答を次回の授業に得られるというものです。

タイムラグはあるものの、

疑問を疑問のまま封印すること防ぎ、

日本語での論調に近いものを英語で再現させることができます。

まさに、マンツーマンで個別指導をしている効果を

再現することになります。

 

 

言うまでも無く、

バイリンガル講師の時間制マンツーマン自由英作文レッスンを受けた場合、

レッスン時間中、生徒にとっては、講師へ質問している時間よりも、

英作文を考えている時間や書いている時間が多いでしょうから、

講師と会話をしていない時間はレッスン代が無駄になります。

かといって、あらかじめ、レッスン時間前に英作文を仕上げ、

レッスン時間は質問や添削にあてる方法も考えられますが、

リラックスしている場所や時間ほど、

他の誘惑に負けて英作文の執筆に集中できず、結果、長続きしないでしょう。

したがって、ある程度、強制力があって集中できる場所が必要です。

また、講師もレッスン時間内に、英作文の添削をしようとすると、

肝心の生徒の相手もできなくなるでしょう。

どうやら、講師と生徒が一同に会して、

英作文の執筆と添削を同時にすることは、

お互いにとって効率的ではないことが分かります。

その意味で、「集中できる執筆場所」、「レッスンタイム外の添削作業」、

が実現できる学校は、

生徒の自由英作文の訓練に最もふさわしい場所といえるでしょう。

弊社が学校の英語授業の中で、

自由英作文プログラムを提唱している理由はまさにここにあります。

 

 

 

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                     3.日本の中の不思議な英語表現(その31) 

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私たち日本人が外国へ訪れると、街の中で不思議で不適切な日本語に出会うことがありませんか?

同じように、外国人(この場合、英語のネイティブスピーカー等)が、

日本の街中で不思議で不適切な英語表現を見ることもあるのではないでしょうか? 

そんな事例をここで紹介いたします。 

今週は、ある飲み屋さんのメニューに書かれた「コトブキ・ハイボール」の英語の説明文です。

 

Kotobuki Highball \800 (Yamazaki 10years + Natural water + Lemon + Special glass)

The lemon peel that enjoys oneself over natural water soda and the smell

of the high gas pressure is a conclusive evidence of delicious.

 

この可笑しさに気付きましたでしょうか?

宴会の場を盛り上げるために、飲み屋の仕掛けた一種のユーモアならば、最高ですね。

レモンの皮がグラスの中で踊りまくっているような不思議な飲み物に、ネイティブは爆笑です。

本来の意味はそうでないように思いますが、

如何に翻訳サイトを使うことが危険であるかが分かますね。

想像ではありますが、おそらく本当は、

「レモンがはじけて・・・・」等とでも表したかったのでしょうか?

翻訳サイトは見事に直訳しますからね・・・・

しかし、この可笑しさに気付かない居酒屋スタッフの英語力が、

まさに日本人の英語力なのかもしれません。

そこで、次のとおり、訂正案を考えてみました。

 

Lemon peel served over natural soda water entices you with a satisfying aroma

indicative of the Kotobuki highball’s delicious taste.

 

皆様より、「日本でのおかしな英文」についてのご情報・写真もお待ちしています。

 

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4.スティーブン・オーストウィック自叙伝(第31話) 

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毎回、講評連載中の弊社のスティーブン・オーストウィックによるコーナーです。

彼自身のこれまでの人生の歩みのほか、随筆、詩などを掲載しております。

  

Hiya to you all out there.  Hope all is going well and you all have something

interesting planned for the weekend.  As usual I will be spending time with my family

and trying, if possible, to go off and bugger around with my scooters.  I think I

mentioned before that I collect, ride and renovate old Lambretta scooters, one hell

of an interesting hobby if like me you are into that sort of thing, but you need a

lot of spare time to devote to it to really enjoy it, something I do not really have

at the moment which is a bit sad.  As the scooters get older they appreciate in value,

as I get older I become less able and depreciate in value – will I ever get the

time to do anything with them, I bloody well hope so!! 

 

Actually, I have an opera singer, an old friend of my wife’s visiting my home

for dinner tomorrow night which means that my job will be to do the cooking.

 I like cooking so that bit’s okay, but I’m not the fastest at getting the food

onto the plate which tends to leave me standing up whilst everybody else is tucking

into the food and having jovial banter.  I really do think speed, which obviously

includes skill and experience, is what separates the pro cooks from the wannabe's, I

 suppose what I should do is cheat a bit and prepare in advance, but I like to give

my guests at least 3 choices of each course and then prepare there and then.  One thing

I will do though is get my chicken stock onto boil early, which will hopefully then

allow me to speed up making the Porcinni Risotto I plan to make (I will be cooking

Italian food, by the way), then I might just get a chance to give the old plates of

meat (feet) a rest and catch up on a bit of dinner table gossip – we shall see –

I shall report on how things go next week.  In the meantime, here is something

short to read, a good poem it isn’t, but a bad one it is not, in my opinion. 

 

 

Write in to writing to learnin' how to speak

A short poem by Stephen Austwick

 

I’m write in to talking about improving my writing.

I’m write in to improving my ability to write.

I’m writing to improving my chances to enter.

The university of my choice through the Writin’ Centre.

Writing will also improve my English voice. 

 

I’m write in to learning how to improve my writing.

And I’m now at a point of starting.

I wish I could take a knife and a piece of cake with it cut.

Then stand back and look at it, but a piece of cake it is not.

I have what I’ve been given and what I’ve got is not a lot.

 

But the interest I have is in copious amounts.

And the work I put in I hope will surmount.

And serve me well when it’s time to ring my bell.

To tell myself, you did what you could.

And all worked out well.

Well, it should, because now I can write and speak..

Much better than I could before.

So thank you to the Writin’ Centre.

For allowing me to open and possibly enter.

Through what for most is a very tight door.

 

 

 

 

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5.英作文コーナー(その22)

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■このコーナーでは、日常の学校で教職員の方が遭遇するかもしれないシーンにおける

「とっさのひとこと」を英語で言えるように養成します。

 

もちろん読者様の中には、

英語科の先生方も多くいらっしゃるかと存じますが、是非ともご参加下さい。

 

ご承知の通り、市販の英会話の本の中には、

ネイティブスピーカーの目から見て、不適切な表現が少なくありません。

しかし、そうは言っても、日本人である私達がそれを見抜くのは容易ではないため、

本の中の例文を機械的に必死に覚えようとしてしまいます。

 

そもそも、実際に外国人と英会話をするためには、

英会話の本を読むだけ(暗記するだけ)では不十分であり、

実際に、会話(使用・応用)して、初めてモノにできると言えるでしょう。

またさらに言うと、単に使うだけもまだ不十分で、

間違ったり、忘れたり思い出したりが繰り返されて、初めて自分のモノになるのではないでしょうか? 

 

人はすぐに覚えたモノほど、直ぐに忘れるものですし、考えた数だけ記憶は増えますし、

苦労して覚えたものほど忘れにくいモノであることは、

これまでの皆様の学習経験からご承知の通りです。

 

従いまして、このコーナーでは、問題文とその対訳を安易に併記する方法を廃しまして、

とりあえずご自身の今の英語力を駆使して悩みながら答えを紡ぎ出して頂くという手法を

採らせて頂きました。

 

故に各質問には、特定の模範回答を用意しておりません。

また、その模範解答を紹介し、暗記を促すつもりもありません。

解答は、読者様の数だけ存在しますし、様々な言い方が可能なので、

どうか気軽にご回答をお送り下さい。

おそらくは、短くセンテンスで解答することも十分可能でしょうが、

せっかくですから、

是非、ご自身の英語表現力を試す意味で、

「冒険的な長めの英作文」に挑戦されることをお勧めいたします。

 

なお、お送り頂いたご回答へは、弊社の外国人講師が丁寧に添削してメールで返信します。

自分の文章がネイティブスピーカーによって添削されて、

違うカタチとして生まれ変わることは、なかなか愉しいものです。

他人の作った文章の丸暗記ではなく、

自分の文章の再認識こそが、本当に身に付く表現方法と言えるのではないでしょうか?

 

このコーナーが皆様の英語力アップに貢献できれば幸いです。

 

 

●ご質問その1(問題文をクリックして自作回答をメールして下さい)

  あなたの学校に勤務する外国人英語講師が、「日本の企業がレアアースを中国に9割も依存していますが、周辺国にも埋蔵の可能性があるはずで、日本政府としてその開発を急ぐべきではないでしょうか質問してきましたあなたは英語でどう答えますか?

 

●ご質問その2(問題文をクリックして自作回答をメールして下さい)

「あなたの学校に勤務する外国人英語講師中国政府が拘束していた日本法人を解放したのは、尖閣諸島での漁船衝突写真の公開を日本政府が見送るという裏取引があったからではないか思うのですが、あなたはどう思いますか?と質問してきました英語でどう答えますか

 

皆様からのご回答をお待ちしています。

 

 

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6.編集後記(メルマガ編集者らによる雑感コーナー)

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■「学歴ロンダリング」をご存じですか?

簡単に言うと、他大学の卒業生が、出身大学より入試難易度が高い大学の大学院を卒業し、

自身の学歴を向上させることです。

具体的に言うと、

MARCHの大学生が早慶の大学院に入学して、早慶卒の肩書を手に入れたり、

千葉大学の学生が、東大大学院を卒業して、エリートコースの人生を始められるという、

いわば、マネーロンダリング(資金洗浄)ならぬ学歴ロンダリングのことです。

実は、近年の就職難の中で、水面下で広がっているようです。

その御利益としては、言うまでもなく、

「就職活動が有利になる」ということになりますが、

ほかにも、「過去の受験の失敗を挽回できる」、「婚活のために学歴をアップさせられる」、

はたまた「子供のお受験の入学願書の親の学歴の欄を良くできる」をいう理由があるそうです。

いずれにしても、真摯な向学心からではなく、

単なる学歴コンプレックス解消のための手段にすぎないということです。

ちなみに、2009年の東京大学の大学院の

修士・学位課程への入学志願率は平均3倍くらいだそうで、

驚くべきは、入学試験での専門科目の試験は、

大学の一般教養レベル程度か高校生でも解ける程度のものでしかなく、

落とす試験というよりも、合格させるための試験であるということです。

さらに特筆すべきは、

千葉県柏市にある東京大学大学院の柏キャンパスにある「新領域創成科学研究科」は、

4年前に新設されたばかりで、認知度が低く、都心から遠いこともあって、

東大からの内部進学希望生には、不人気であることから、

なんと77%が他の大学出身生によって占められているとのことです。

肝心の授業についても、

東大内部進学生と他大学出身生(ロンダリング学生)とのレベルの差は歴然としながらも、

指導教授は、留年者を出すような厳しい指導はしていないため、

ロンダリング学生は、入学定員を充足させるためのいわばアタマ数要員として、

“お客さん的”扱いを受けてヌクヌクと授業が行われているそうです。

そうは言っても、たとえ大学院内部での差別的な扱いがあったにしても、

外から見れば、彼らも立派な東大生であることは変わりなく、

2年の学生生活の途中に始める就職活動では、

東大生ブランドを駆使して、どんな企業の説明会にもエントリーできるばかりか、

書類選考どころか、一次面接でも落ちることはないとロンダリング生の証言すらあります。

当然、企業側から質問されるであろう、

「なぜ他大学からわざわざ東大大学院への進学したのか?」に対しても、

「自身の研究心を満たすため、新しい環境で挑戦しました」

と堂々と言うだけで、企業側の見方は、

勉強だけが取り柄の東大生ではなく、チャレンジ精神・ハングリー精神だけではなく、

実行力も具備している優秀な学生であるみなし、プラス評価に変わるというわけです。

 

そんなメリットのある東大卒ロンダリングですが、

「いくらなんでも、東京大学はちょっと・・・・」という敷居の高さを感じるならば、

私大の雄、早稲田大学大学院も一考の価値があるでしょう。

過去の試験問題の公表こそしていないものの、

看板学部の一つである政治学研究科の試験内容は、

TOEFL TOEICがスコア600であれば、英語は免除、あとは面接のみと言われています。

また経済学研究科についても、

特定非営利法人・日本経済学教育協会が実施している経済学検定のスコアに加えて、

TOEFL TOEICがスコアを提出して、あとは面接のみと言われています。

 

一生懸命、大学入試の勉強をしてきた学生とっては、

学歴のロンダリングが可能である現実にやりきれないものを感じでしょう。

こじつける訳ではありませんが、

実用的な英語力については、さすがにロンダリングは不可能でしょう。

近年のITの発達によって、一層の経済のグローバル化が進む今日、

学校は、ロンダリング学生に負けないような英語力を生徒につけさせることが、

重要になってくると思われますが、皆さんは如何思われますか?

 

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