〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2010.1.15発行.No16(毎週金曜日発行)〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
                 株式会社 セイガンスピーク メールマガジン

Sagan Speak Co., Ltd  English  Educational  Newsletter

(このHTMLメールはインターネットに接続した状態でご覧下さい)

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 このメールは、これまでの弊社とお名刺を交換させて戴いた学校関係者様にお送りしています。
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■ 今 週 の I N D E X

1.気になる最近のニュース

2.新英語授業システム「リンクインシステム」の無料体験セミナーのご案内

3.スティーブン自叙伝(10)

4.編集後記(メルマガ編集者らによる雑感コーナー)

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           〓 1.気になる最近のニュース 〓

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■成績情報:紛失ストップ USB保存できないシステム、都立学校が新年度導入

http://mainichi.jp/life/edu/archive/news/2010/01/20100109dde041040002000c.html

古河・日立市にも中高一貫校新設へ 13年度までに 茨城

http://www.asahi.com/edu/news/TKY201001140318.html

■東京都教委:小中学校の土曜授業容認 月2回上限、市区町村に通知へ

http://mainichi.jp/life/edu/archive/news/2010/01/20100114dde001100030000c.html

「叔父が、叔母が」うそ忌引き8件、高校事務長懲戒免職

http://www.asahi.com/edu/news/TKY201001140474.html

■公立小中校:40人学級見直しへ 少人数化、8月末結論−−文科省

http://mainichi.jp/life/edu/archive/news/2010/01/20100115ddm002100069000c.html

学校の耐震化補助 自治体要望の4割に 国の新年度予算

http://www.asahi.com/edu/news/OSK201001110101.html

■生きた外国語・文化学べる

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100114-OYT8T00209.htm

■日教組:加入率、過去最低を更新

http://mainichi.jp/life/edu/archive/news/2010/01/20100115ddm041040121000c.html

東京の先生になろう! 地方の学生対象に学校見学ツアー

http://www.asahi.com/edu/news/TKY201001080438.html

小学教員採用に英語の波

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100109-OYT8T00185.htm

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2.新英語授業システム「リンクインシステム」の無料体験セミナーのご案内

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 来たる1月25日()、29日()、2月15日()、19日()、3月8日()

12日()の計6回、新英語授業システム「リンクインシステム」無料体験セミナーを

昨年に引き続き、世田谷区のとある中学校、渋谷区のとある専門学校で開催します

■月曜日のプログラム

9:00〜 9:10 中学校に集合

9:10〜 9:30 弊社からのリンクインシステム導入授業に関する事前の説明

9:40〜10:30 リンクインシステムにおける外国人講師による中学1年生への

英語授業を実際にご参観

10:40〜11:30 弊社からのリンクインシステムの概要説明と参加者様との

質疑応答

11:30〜12:20 他会場への自費移動するための時間(午後の部へご主席の方のみが対象)

 とある専門学校に集合

12:20〜13:10 リンクインシステムの中の1つの手法でもある「

ダイレクトメソッド方式」を使った効果的な英語授業を参観

13:10〜13:50 質疑応答

14:00〜16:00 ワークショップの実施、セミナー参加者が生徒役になり、

ダイレクトメソッド方式の授業をご体験

■金曜日のプログラム

10:00〜10:10 とある専門学校に集合

10:20〜10:50 リンクインシステムの中の1つの手法でもある「ダイレクト

メソッド方式」を使った効果的な英語授業をご参観

10:50〜11:40 他会場への自費移動するための時間

11:40〜12:30 とある中学校にて

リンクインシステムにおける外国人講師による中学1年生への

英語授業を実際にご参観

12:30〜13:15 昼食休憩(午後の部へご出席の方のみが対象です)

13:15〜14:00 弊社からのリンクインシステムの概要説明と参加者様との質疑応答

14:30〜16:00 ワークショップの実施、セミナー参加者が生徒役になり、

ダイレクトメソッド方式の授業をご体験

■リンクインシステム(Link in System)とは、弊社の約20年にわたる中学高校での英語

教育に関わってきた経験と実績の中で独自に開発した英語教育システムの総称のことです。

最大の特徴は、日本人英語教師と外国人英語講師との授業が連携することで、これまで以

上の学習成果を生徒へもたらすことにあります。具体的には、日本人英語教師が教えた英

語授業の内容を、その後の外国人英語講師がさらに発展・展開・応用させた授業で実現さ

せます。ご承知のとおり、これまでの外国人英語講師による英語授業は、既に多くの学校

で実施されているものの、その大半は日本人教師英語授業の「いわば番外編的に週一回程

度行われる英会話教室」のような位置づけになっています。しかし、リンクインシステム

は、先行して日本人教師が文科省教科書等で文法・読解を教え、その後に外国人講師が日

本語無しの英語のみの授業によって、既習得の学習内容を復習させ、文科省教科書準拠の

独自テキスト等をつかいながら、授業内容を掘り下げていくという流れです。したがっ

て、従来のような英会話に主眼を置いていたような番外編的授業の役割を改め、一連の

流れの中で、言語習得に不可欠な「読む・聞く・書く・話す」という4技能の学習を満

遍なく円滑に実現させることが可能となります。当然、生徒にとっては、最初に日本人

教師の授業によって「理解への下地」が作られているため、全編英語だけの授業であっ

ても、外国人講師の授業の理解が容易であると同時に、生徒の戸惑い・心理的重圧・恐

怖感も軽くなり安心して授業に集中することができます。さらに、こうした直接的効果

のほかに、今までの番外編的外国人講師授業が日本人教師の授業進度を助けるという側

面もあり、生徒のみならず日本人教師への副次的波及効果も特徴の一つと言えるでしょ

う。言うまでもなく年間における英語授業数は限られております。また、せっかく高額

な費用を掛けてまで採用している外国人講師の存在です。こうした限りある資源を有効

に活用することをお勧めいたします。

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 〓 3.スティーブン自叙伝(10) 〓

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■連載形式で好評掲載中の弊社・スティーブン・オーストウィックの自叙伝ですが、今回は

趣向を変えて自作の詩についてです。

Hello there and I hope this edition of our newsletter finds you all fit and well.

Just to digress a little from the stories I usually write about from my early

childhood I thought I would share a poem with you that I wrote some time

ago about a former member of my teaching staff.  I often write poems, not just about

my staff, but I find people the best or most stimulating subjects for my writing

and of course my staff are the people who are the closest to me and dare I say the

easiest subjects to study and write about. I would like to add that I only ever

write about people from personal observation and from conversations I have with them,

and I always allow them to see and read the poems I write about them if any of my

current or past members of teaching staff are reading this newsletter I would just

like to say If you havent been read to then nothings been written about you,

so don't worry".   

This particular poem came to mind after listening to one staff member go

on and on about his lack of success in personal relationships and his

low self esteem  which he attributed to his lack of ability to do basic things

 and from this came the feeling that he was not attractive to the opposite

sex. He was also living in his fathers shadow and constantly feeling that he

was not living up to his familys' expectations.  At the time I met him he was

in his late twenties and he was on some sort of crash diet that he tried to

assure me would improve his marketability in terms of helping him find a

soul mate.  I have a met a lot of people over the years from many different

countries and with most of the people I have met came problems of one

description or another.  In my profession which is English education, a lot

of people come to Japan to teach English, usually not because they are

wanting to teach English, but because they are trying to find themselves

and improve themselves, or in some cases they are trying to destroy

themselves and others around them - I have met a good selection of both,

and "Yes" some of them are still out there teaching inside classrooms.

  I am not sure what happened to the guy that I wrote this poem about, I

often wonder if he is back living in his home country with his solution and

one or two little problems.   

ME Self Squared

I have to find an equation to figure out who I am.

I tried a well known formula and Yes I worked out Im a man.

I have to find an equation so I can work out where I am.

I tried a homemade formula that I myself prepared.

I played around with several ideas all including myself squared.

I have to keep on trying with this my quest in life.

Perhaps the easy solution is to get myself a wife.       Poem by Stephen Austwick.

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       〓 4.編集後記(メルマガ編集者らによる雑感コーナー) 

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■都内にある私立高校の平均年間授業料は約42万円だそうで、これに入学金平均額を加え

ると初年度は約88万円が親の負担になるようです。しかし、授業料就学給付金のおかげで、

約12万円が支給されます。(親の年収によっては約24万円、約18万円の場合もあります)

 一方、都立高校の場合、今後の年間授業料は無料になりますので、負担は入学金の5650

円のみです。こんなご時世ですから、来年度の都立高校への志望者数が激増するはずと一見思

われがちですが、先週に発表された都内公立中学3年生の進路希望調査結果(年末の三者面談

結果の集計)によれば、面談日以前に政府から高校無償化政策が示されていたのもかかわらず、

都立高校への志望件数はほとんど伸びていないばかりか、心配していた私立高校への志望件

数の落ち込みもありませんでした。どうやら、たとえ不景気で家計が苦しくても、保護者等

にとって高額の学費を支払うだけの魅力が私立学校にあることを証明している格好です。

そうなると、「保護者にとっての魅力ある私立校とは何なのか?」が興味のもつところです。

実は以前、ある受験生を持つ父親へこの質問したことがありまして、その時の彼の答えは、

「魅力ある私立校=わが子の将来にプラスになるような学校」とのことでした。ここに言

う「わが子の将来にプラス」という表現とはあまりに広義的で抽象的でしたが、彼の別の発

言から察するに、「某ブランド大学への入学可能な附属校」や「某有名大学への推薦入学に

有利な学校」といったことをどうやら指しているようではありませんでした。ご承知のとお

り、今や不景気で大卒の就職内定率も73%、加速する少子化のため大学進学希望者全入的

時代が到来することもあって、企業の学生採用基準はこれまでのような学歴本位から実力本

位へと年々、確実に変化してきています。特に、私立校を志向する保護者に多いとされる経

済的富裕層(成功している企業人)は、こうした時代の趨勢や将来の動きに対して、非常に敏

感であることは言うまでもなく、ましてや企業で学生採用の担当を経験したような保護者で

あれば、企業の求める学生像を自身の子息への教育方針へ重ね合わせているでしょう。そこ

で、「わが子の将来にプラスになるような学校」の解釈について、弊社の立場なりに試みま

した。「わが子の将来にプラスになる学校とは、わが子の豊かな将来に役立つような英語力

を身につけさせてくれる学校のことである。」もしも、誤訳であればご容赦下さい。皆さん

だったらどう解釈しますか?

■普段、お店などで買いたい品物が無い場合の表現として、「完売」と「売り切れ」という

のがありますが、わたしは「完売」という表現を好みません。というのは、これは私の体験

なのですが、あるお店で品物を求める私に向かって、まるで勝ち誇ったかのように、

「完売です!」と店員から言われたことがあり、今でも実に嫌な響きとして私の中のトラウ

マとなっております。「売り手にとっての販売ノルマが達成されれば、あとの客からの要望

なんてどうでもいい」と言わんばかりの売り手側の内輪表現とも言うべき表現の「完売です」

ではなくて、もしも、「売り切れてしまいました」と言われていたら、少しは「ご要望に応

じられずスイマセン、本当はもっとお売りしたいのですが・・・」という思いやりの響きが

感じられたはずです。確かに、「完売」の方が2文字で簡潔なので便利かもしれませんが、

字数は多くとも心の底へ響くような言い回しのほうが、日本人的表現ではないでしょうか?

ひょっとしたら皆さんからの共感が得られないような些細なことかもしれません。・・・

おそらくは、英語の表現の中にもこういうようなケースがあるんでしょう。残念ながら、

いま適当な事例を思い出すことができませんが、「些細なこと」としてあえて記憶に留めて

いないのかもしれません。これが、「完売」の時と同様に、もしも、こうした体験を鮮明

に記憶していたらその人は単に英語を使っているだけではなくて、自分のモノにしている

と言えるのかもしれません。

■ご承知のとおり、情報や技術のグローバル化がインターネットによって一層加速してい

る現代、これまで日本が得意としてきた科学技術の独自性・先駆性を今後も維持できるか

どうか、議論が分かれています。新興国の台頭や日本の学力レベルの低下等に関する報道

を耳にするたびに、今後とも日本の国際的な競争力が本当に維持できるのかどうかに不安

を感じています。そうした不安を現実のものにしないためには、日本は、これまでと同様に

日本人的気質を駆使して技術の研究開発を継続・発展させ続ける一方で、これまで以上に、

貪欲に最新情報を世界から収集し、世界に向けて積極的に情報を発信し、より一層世界と

の共同作業を緊密にする必要があるはずです。そうなると当然、国際語としての英語は、

日本のビジネスマンにとって必修であるばかりか、世界との商取引をする上での最低限の

コミュニケーションツールとも言えるでしょう。しかし、今後の日本の将来を左右するよ

うなツールの修得に関して、日本の英語教育制度が「本当の意味で」成功しているとは思

われません。そこで、「学生全員が社会人となるまでに、実用英語を使いこなせるように

する!」というような国家的プロジェクトを本気になって宣言し、これに「真剣に」取り

組む必要があるように思われますが、これも、NHKの「坂の上の雲」という明治期の歴史

ドラマを見ていて感化されたからでしょうか・・・。

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